dimanche 25 juillet 2010

Jacques Blin



ミアウ。今日はジャック・ブランの話をしよう。うちのマダムはブランの特殊なスタイルを好むんだ。ブランと言えば、緑系のセラミックに絵やモチーフを描くパターンが一般的にコレクターの間では知られているんだけど、ここで紹介するマダムのお気に入りは彫刻的な陶器。



1920年生まれのブランは飛行エンジニアリングの勉強をし、その業界でデッサンの専門として働いた後に芸術に興味を持ち始め、1948年からセラミックにひかれ、集中していく。



フランスのセラミックを応援する人物であり、仏陶器協会の代表者として20年以上活躍したんだ。ジュネーヴのインターナショナル・セラミック・アカデミーの副会長でもあった彼は1995年に亡くなった。フランスの誇るセラミストだよ。彼が50年代に生み出した作品はとても美しい。